使い方簡単、惣菜に和えるだけ 離水が止まる増粘剤製剤

「サンキッチン® 顆粒」は、非加熱でも溶解し、酸や熱、塩、冷凍に対して高い安定性をもつ増粘剤製剤です。
食品の食感や風味立ちを損なうことなく、離水や照りツヤ低下、浸み込みなどの惣菜における問題を解決し、出来たてのおいしさを維持します。

 

惣菜における大きな問題 “離水”

中食における弁当や惣菜などは、レストランなど外食に比べて、調理後から飲食するまで長い時間を要します。そのため、時間の経過とともに「離水」が発生し、出来たての見た目や風味などを維持することが難しくなります。

離水とは、加熱や食塩を加えることによって、肉や魚、野菜などがもつ水分が流出する現象のことです。離水は外観を損なうだけでなく、製造面では仕上がり量(歩留まり)が減少し、コストアップの原因になります。品質面では、離水とともに味や風味に関係する成分も流出することで、食品の味や風味がうすくなったり、微生物が増殖するリスクが高まったりもします。また、パスタソースなどでは、ソースからの離水によって照りツヤや食感のなめらかさが損なわれたり、その水分が麺に浸み込み、本来のコシが失われたりします。

また、このような問題は中食における弁当や惣菜特有のものではなくなりました。需要が増えているテイクアウトやデリバリーの料理でも、消費者が料理を口にするまで長い時間を要するため、同様の問題が生じています。

こうした問題を解決するために役立つのが「増粘剤」です。増粘剤は、粘度付与や食感調整などの目的で使用され、離水抑制にも効果を発揮します。しかし、増粘剤として使用されることが多い「加工デンプン」や「キサンタンガム」はそれらの粘性に起因して、食感にヌメリやベタツキが生じたり、風味立ちが悪くなったりするなどの問題があります。また、増粘剤は溶かす際にダマになりやすく、扱いにくさにも問題があります。

 

解決策

サンキッチン® 顆粒で、離水と増粘剤の問題の両方を解決!

これら増粘剤の問題を解決するために開発されたのが、サンキッチン® 顆粒です。サンキッチン® 顆粒は増粘剤特有の食感のヌメリやベタツキが弱く、食品の風味立ちを損ないにくいことが特徴です。さらに、顆粒状に加工することでダマの発生をおさえ、簡単に溶解できます。

惣菜を調理する際にふりかけて混ぜるだけで、簡単に離水や照りツヤ低下、浸み込みなどの問題を解決することができます。また、優れた耐酸性、耐熱性、耐塩性、耐冷凍性も有しているため、さまざまな惣菜や調味料で使用できます。

 

サンキッチン® 顆粒は、高粘度かつヌメリやベタツキが弱い

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ふりかけて混ぜるだけで効果を発揮(例.春雨サラダ)

 

サンキッチン® 顆粒は、優れた耐酸性・耐熱性をもつ


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※掲載データは、当社評価によるものです。ご検討の際には、十分な試験をお願いいたします。
※「サンキッチン」は当社の登録商標です。



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