特徴

飲料やドレッシングなど液状食品の不溶性固形分や油を長期分散安定化するために使用されます。増粘剤も粘度を付与することで不溶性固形分を分散させることはできますが、分散安定剤は低い粘度で長期間分散状態を維持させることができます。飲料や和風ドレッシングなどにおいて、あっさりとした食感でありながら、果汁のパルプから大きな具材まで長期間分散させることができます。

主な機能

  • 不溶性固形分の沈殿抑制
  • 油の分離抑制

用途

飲料、プリン、ゼリー、冷菓、弁当、惣菜、冷凍食品、調味料、レトルト食品、流動食、介護食

主なシリーズ

  • サンアーティスト®シリーズ(分散安定剤(増粘剤製剤)) 酢酸菌が産出するセルロース繊維を主成分にした分散安定剤です。水中で三次元網目構造を形成し、具材や油などの分散状態を維持します。低粘度で高い分散安定性を有することが特徴です。さらに、優れた耐酸性、耐熱性、耐塩性を有します。 資料請求
  • ネイティブ型ジェランガム 微生物が産出する多糖類であり、ゲル化しない低添加量で分散安定効果を発揮します。ココアや果汁などの不溶性固形分の分散目的で使用されます。
  • イオタカラギナン 紅藻類から抽出された多糖類であり、ゼラチンに近い、軟らかく弾力のあるゲルを形成します。ゲル化しない低添加量では分散効果を発揮するため、ココアなど不溶性固形分の分散目的で使用されます。

※「サンアーティスト」は当社の登録商標です。
※製品についてご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

pagetop