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食品添加物の価値を伝え世の中の意識を変革したい

食品添加物の価値を伝え
世の中の意識を変革したい

研究部門
S.D. 
工学研究科 化学生物系専攻
2019年入社 
プリザベーションユニット

プロフィール

大学では、酵母の物質生産をテーマに生理活性や大腸菌などの微生物を用いた遺伝子操作を学ぶ。その基礎知識を活かし、入社後は既存製品を用いた食品の課題解決法の提案や新製品開発に携わっている。退勤後は欠かさず室内でロードバイクを練習し、体力増強に励む日々。

食に関わる新たな知見でアプローチ

食品添加物に興味を持ったきっかけは、中学生の頃にテレビで知った食品の大量廃棄問題でした。調べていくうちに、食品添加物が賞味期限や消費期限の延長に役立つと分かり、トップシェアを誇る当社で食品ロスの削減に貢献したいと思いました。

入社後は、保存料や日持向上剤、酸化防止剤を扱うプリザベーションユニットで、食品添加物を活用したお客様の課題解決や新製品開発に携わっています。食品の保存性評価のために微生物検査や食品成分分析を行うことも多く、大学で学んだ微生物の基礎知識が今の仕事にそのまま活かされています。ただ、入社当初は取り扱う微生物の種類の多さに困惑しました。微生物の制御は不確定要素も多く、仮説や経験から試験を組み立てる必要があるため、一筋縄ではいきません。しかし、新しい知見を日々得られることがこの仕事の醍醐味。業務の成果が食品の日持ちに直結し、食品ロスの削減や食品の安全性向上にも寄与できるため、社会貢献度も高く、大きなやりがいを感じています。

食に関わる新たな知見でアプローチ

真のニーズを汲み取る力で
諦めていた課題を解決

部門のミッションは、世の中の顕在的なニーズだけでなく潜在的なニーズをも汲み取り、製品の提案や新製品開発を行うことです。添加物不使用にこだわって商品開発をされていたお客様に対し、私たちの食品添加物を用いた開発方法を提案したことがあります。面談でお客様の潜在的ニーズを引き出し、食品添加物を使用することで商品設計の幅が広がることをご説明したところ、提案を採用いただきました。お客様から「どうしようもないと思っていた課題を解決できた」という喜びの声を聞けた時は、この仕事をしていて良かったと心から思えました。

提案時はいつも、盲目的に当社製品を拡販するのではなく、お客様のメリットを最大化することを最優先に考えています。課題を精査した結果、衛生環境の改善や工程の軽い変更だけで解決できたこともあります。たとえすぐには売上につながらなくても、ご要望に的確に応えることを重視し、両社の信頼を築いています。

真のニーズを汲み取る力で、諦めていた課題を解決

さらなる社会貢献で
消費者との距離を縮めたい

当社には、さまざまな技術を有する研究ユニットが有機的につながり、知見を結集させることでこれまでになかった価値を生み出せる環境があります。例えば、私が扱っている保存料に別ユニットが所有している香料素材を加えるなど、素材と素材の掛けあわせによって、一分野に特化した企業ではできない研究開発の可能性が広がっています。

しかし、BtoB企業である当社と一般消費者との距離はまだまだ遠いと感じています。食品添加物には日持ちや安全性の向上といったさまざまなメリットがあり、食品製造には必要不可欠ですが、そのメリットも十分には理解されていません。私はこの距離を縮め、当社の声が届く環境をつくり食品添加物への意識を改革したい。私一人でできることは限られていますが、部門のメンバーや他部門との連携で成し遂げられることはたくさんあります。直接的な社会貢献ができるプロジェクトを展開し、もっと消費者に近づいていきたいと考えています。

さらなる社会貢献で消費者との距離を縮めたい
部署、業務内容は取材当時のものです

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