ニュース一覧

ニュースリリース

第65回 香料・テルペンおよび精油化学に関する討論会でベストプレゼンテーション賞を受賞しました。

三栄源エフ・エフ・アイは、この度、第65回 香料・テルペンおよび精油化学に関する討論会(2021年10月30日~11月1日)で、ベストプレゼンテーション賞を受賞しました。演題は「‘巨峰’を中心としたブドウ品種の香気成分と官能特性」で、若手発表者の中から、講演座長および大会役員の投票により選出されました。

【概要】
ブドウは、ワインやジャムなどの加工食品や生食として世界中で親しまれてきた果実であり、日本国内だけでも60種類以上の品種が生食用として栽培されています。‘巨峰’は強い甘味と豊かなコクが特徴で、農林水産省の統計では日本一栽培面積が大きい品種となっています。農林水産植物種類別審査基準においてブドウは果実の香りにより5つに分類されており、 ‘巨峰’はその内の一つ「フォクシー」の標準品種となっています。

三栄源エフ・エフ・アイでは、大阪府立環境農林水産総合研究所と共同で、ブドウの重要な官能特性であるこの「フォクシー」の寄与成分解明に取組んでまいりました。官能評価、機器分析の結果、その寄与候補成分として2種のエステル類を見出し、さらに添加試験によりこれらの成分の「フォクシー」への寄与を確認することができました。

今後もブドウ等果実の官能特性を香りの側面から研究を進め、風味に関する新たな知見を見出し、食への還元および品種改良等我が国の農産物開発に貢献してまいります。

巨峰
巨峰(2021年8月撮影)
提供:大阪府立環境農林水産総合研究所(羽曳野市)

     

pagetop